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 2022年、明けまして...



 2022年、明けましておめでとうございます。
 今年も宜しくお願い致します。

 今ちょうど実家に帰省しようとしてるところで、広島空港で飛行機を待ってます。人混みは例年より2割ほど少ない感じ…でも飲食が年始閉めてるところが多くて、空港でマトモな夕食が食べられなかったです。


 何だかんだ年明けですね。

 そして今年の抱負として、リスクマネージメントしつつも公私に思い切った行動をしようかと思います。行動力の無さと想像が先に走って踏ん切りがいつまでもつかないのが自分の悪いところなので💦

 目標は
 嫁
 山仕事の一層のスキルアップ
 裏山と持山の整備を更に進めて将来楽しめるようにする

 こんな感じで。スマホからだと長文書きづらいんで簡潔ですが。


 2022年年始めは、
 物部神社で年越しを迎え初詣とお祓い。
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 それから家でラジオ聴きながらたまにお笑い番組観つつグダグダ。年越しまでに十分な片付けが出来てないのはいつもの事です。そしてあっという間に夕方になり車で2時間かけて広島空港…という感じで。


 ちなみに家の裏山の様子。だいぶ落葉の要因だった雑木を切り落としましたがもう少し奥まで伐らないと、台風等でなぎ倒されると屋根まで届くし大きく崖崩れしかねないのですね現状。
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 近所の様子。山陰らしい晴れ時々曇り一時雨という景色です。
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 この田舎で今年も生きていきます。季節の移ろいを感じながら。。。
# by mah_dl650 | 2022-01-01 19:49 | 日記

2021年大晦日

 2021年もあっという間に大晦日になり、あと3時間弱で今年も終わりです。

 今年は表面上は怪我なく一年過ごすことが出来ました…実際は6月末に左足に伐木をぶつけてしまい、1か月ほど痛みをこらえながら医者に診せることなく仕事を続けておりまして、何となく治るまで通してしまいました。多分ヒビくらいは入ってたかもしれないです。今は何ともないですけどね。

 コロナで大騒ぎした一年で、実家に一度も帰れない年になってしまいましたがそれでも独り身の身軽さで車旅はしてました。念願の和歌山来訪も出来て47都道府県全て訪れることが出来ました。西日本のもっと遠いところ…鹿児島あたりまで来年あたり行くかもしれませんね。

 身体の調子はこの一年落ちてきてるのを実感してます。高血圧気味になるし体重も減らないし足腰がすぐ痛むようになってまして。こうなるとますます動けるうちに無理してでもやれる事はやりたいし、ブレーキなんてかけないくらいに思い切りをもってないと何もしなくなるかもしれないなと思ってます。


 好きな事が出来ないのに、生まれ育った土地を離れて独り生きてる意味なんて無いですからね。
 独りじゃなけれなば話は違ってきますけどそんな気配は現在全然無いです。困ったことに。


 来年は来年なりに楽しめる一年になりますように。
 もし良ければ一緒に楽しみましょう。今年一年どうもありがとうございました~…

# by mah_dl650 | 2021-12-31 21:40 | 日記

映画『由宇子の天秤』観てきました

 今年話題になっていた

 映画『由宇子の天秤』をようやく観に行けました。
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 行ったのは広島県呉市にあるポポロシアター
 『由宇子の天秤』はメジャーな映画ではないので、島根県の映画館ではまず観られません。
 幸いなことに広島や岡山辺りのインディーズ系の映画館がまあまあ行ける距離。
 呉市は『この世界の片隅に』や艦これ、軍港として好きで度々訪れる街。愛着があります。

 今回も上映前に高烏台で呉港の眺望を楽しんだり
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 散歩がてら実は海軍墓地で軍艦の慰霊碑が立ち並ぶ、永迫公園を歩いてみたり
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 わざわざブログに書き残したくなった映画の感想ですが(ネタばれしますけど)
 …
 …
 臨場感ありリアリティを感じる登場人物と絵面、ストーリーでした。
 主人公(由宇子)の作るドキュメンタリー番組と、自分の父親の過ちが絡む事件がまさか関係は無いものの類似し、どちらも他人事に出来ない。プロとしての自分と娘としての自分と時に相反する立場や対応に悩むがどちらも決断を迫られる事になり…という。

 私見なのでざっくばらんに書き連ねます。
①由宇子
主人公は曲りなりに結局自分の主義主張を曲げない選択をした。結果、一方は仕事仲間との関係を微妙に損ねたし、他方自分が死にかけた(パンフを読む限り、死んではいないはず)。彼女の真実を追求し明らかにするという自身のアイデンティティを損ねなかった行動については立派。ただ、こういう性格だと時に薬になり時に猛毒になる。実に付き合いづらいだろうなぁと。
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②どうしてもハッピーエンドにはならない
一方の事件は詰まるところ遺文書改ざんが告白によって明らかにされた事で取材がパァ。もう一方は公正性を大事にした結果、出来の悪い親子の信頼を失ってしまう結果に。仮にどう立ち回ったら丸く収まるかなぁ…と考えたけど、どうやっても丸く収まらない。パンフでの補足が無ければバッドエンドでしょこれ。しかも主人公の今回の取材は日の目を見る…の?
③最後のシーンの演出
主人公が〇〇されちゃうシーン。演出は迷ったのかなぁ。そのシーンが無くても作品成立する。スマホの着信前に終わらせても良い。シーンの後も例えば元気になるのか今際のあがきだったのか、車を改めて取りに来られて見つかるのもあり得るし。スッキリしない感はこのエンドのどうとでも取れる終わり方にもあるんじゃないかなぁと。実際どうなったのか分からないし。自分だったら…どう演出してエンドにするかなぁ…


 流石に何度も観に行ける訳ではないのだけど、また観られる機会があれば是非観直したいですね。
 何気に一番真っ当だったのが〇〇だった!というのが一番のオチになるんだろうか…

# by mah_dl650 | 2021-12-05 23:18 | 日記

日々山林を眺めながら思ってること

 普段から仕事してない時も仕事の事を考えているのは、昔からの癖というか性格みたいなものでして。

 それこそ最初の職業の時は製品の評価や設計に使う部品やら仕様やら…考えはするものの結局自分が心の底から興味を持てないことが分かったので転職という決断に至りましたね…
 それから森林組合で造林の仕事。どうやったら上手に早くチェンソーや刈払機が扱えるようになるか、苗の植え付けのスピードと活着率、間伐するときの梢や立木の空き具合はどれくらいが最適か、地拵えの棚付けをいかに平行にきれいに見えるようにするか、刈った先のササにスズメバチは潜んでないか…自分はこういう方向の仕事が好きなんだなぁ、出来る限り続けようと。

 そして一旦山から離れて、諸々ありてまた島根の山に戻って今度は伐木搬出の仕事。より高度な伐採技術、架線集材の知識、使ったことの無かった重機や集材機、ワイヤーワーク、大ケガ…そろそろ今の会社で10年になりますがまだまだ自分の実力は満足出来るものではありません。日々鍛錬は続きます。


 山林に囲まれた生活環境で、日々山を眺めながら考えてるのは、ざっくり言えば
 『どうやってこの山林から伐木を運び出すか』
 です。

 使うあても無いので自然林に戻してやろうって思うなら、人間が一切手を付けなくなれば良いだけの話でしてそれは仕事ではありません。
 でも大体の山林は持ち主がいて、昔々のガス電気石油コンクリ建設が普及する以前に薪やら炭やら肥料やら生活雑貨・木造家屋の材料にするための里山だった歴史があって、人間がその流れを続けようとする限りは遅かれ早かれ輪伐(不定期or定期的に伐採&植栽を繰り返す)するんですよね。


 そのサイクルで必ず伐木の搬出作業が出てきます。そして必ず必要になるのは搬出路と搬出場所である土場。伐木を引っ張り出す手段と、引っ張り出した伐木を積み置きする場所。この二つを何処にどうやって設けるのか、設けることが可能かどうかを検討せずに伐採の仕事は請けられません。

 そういう観点で見ると、引っ張り出す手段は架線集材で大概の地形で搬出可能。問題になるのは積み置きする土場。
 土場には輸送用の車両が当然出入り出来なければいけません。トラックか不整地運搬車両かな。幅と高さが必要になってきます。

 集落を散歩しつつウチの裏側の山を眺めて、何処だったら土場が出来るかなぁ、架線を張るなら何処の山頂方向から引っ張れば効率が良いだろうかなぁ、等々考えを巡らせながら散歩するんですが…

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 結論から言うと、現状のまま何もしないと何処にも出せないんですよね。
 写真では分かりませんが、民家のすぐ裏にJRの廃路線が残ってるんですよ。所々に歩行者用の踏切と、2tトラックが辛うじて通れる幅と高さの高架があるだけ。大型トラックも運搬用車両も通り抜け出来ないうえに、搬出路を確保するためにはJR西さんの用地を借用or買収して拡張工事をしなければなりません。それが絶対条件。
 搬出方法に手段を選ばないならばヘリコプター輸送という事も可能ですが、トラックよりも高価な手段なので金額的に論外です。

 それなら線路を跨って集材架線を張ってしまえば、という事も可能かどうかというと…今度は民家に沿って伸びている送電線が邪魔します。上を通り越す架設は完全NGなので、どうしても送電線の山側つまり線路を越す手前で土場を確保しなければダメ。。。

 もう一つ考えられる可能性としては、線路をずーっと迂回する形で山手に搬出用の作業道を掘ってしまうか…何キロにも渡るダート道が出来ますな。長期的な計画が必要になります。無計画でエイヤーでは中々出来る話ではありません。

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 そう考えると…濃い緑の葉を茂らせているスギやヒノキの人工林、植えてから40年程度は経っているであろう(樹高と樹幹の様子から適当に推察)木々ですが、今のままだとこのまま何のあても無くずーっと生やしっぱなしです。スギヒノキの場合はこれくらいまで成長すると次の施業は利用間伐(全数の何分の一かを抜き切りして搬出する)もしくは全伐して搬出かです…が、出しどころが無く出すための必然性が無ければ、永らく放置されるでしょうねぇ…

 自分がこのままこの集落で暮らし続けるとして、75歳までもう30年ちょっと…元気な先輩たちの様子から見るにその年齢くらいが山で仕事し続けられるリミットかなと(とはいえ『先祖になる』の佐藤直志さんは80を超えても山仕事してる…)。30年後の今眺めている山林はどのように姿を変えてるかな?逆に30年以上前の眺めはどんなのだったんだろうかと思うわけですよ。
 サンプルとして見てみたいのは、思い付きでは…出てきませんが…それこそ戦後や高度成長期の辺りから山林が生活で活用されなくなっていく、その時分でも使われていなかった山林があったならどうなったかという場所があれば、ですね。壮大な人工林のサンプルとしては何気に明治神宮がそうなんですよね。あの場所は明治時代に建立されて一斉に植栽されたのちはほぼほぼ放置という事をしてるのだと記憶してます。
 まあ、民地で使われてなかった山林が昔あったとしても、逆に高度成長期以降で全伐されてるだろうと思いますがねぇ…根こそぎ巨木銘木を探して伐りまくってるはずだから…やはりどこかの高名な大地主の所有林くらいなんだろうなぁ…あくまで想像でしかないけど…


 何にせよ、この眺めがどう変わっていくのか、数十年推移して更に放置されたら良くなっているのか予想通り悪くなっていくのか、藤の花が一面咲き誇る平たい山地になってない事を切に願いますがねぇ…💦💦💦

# by mah_dl650 | 2021-05-12 07:30 | 林業/造園

2021年のGW後半

 GW前半は、コロナ厳戒のなかでロンリーロングドライブしてました…夜な夜な運転して。お供もなく、誰かと知り合うどころか現地でコンビニ以外で買い物も食事もしないという徹底ぶり…というか遠くに行きたい欲が食欲が勝った。食べないだけでケチケチ旅行になるし…そういう勝手気ままなノープランなドライブに誰が付き合ってくれるのかって話なんで…2週間後に何も身体に異変がなければその時の話を載せようと思いますわ。

 それはそれとして…
 GW後半は天気が2日間ありましたので(前半ドライブしてたのは晴れない予報だったから)1日はいつも懇意にして貰ってる方依頼の草刈りDay。そしてもう1日は住処の裏山のヒノキをせっせと一人で伐ってました。敷地内の電柱脇のヒノキが腐りかけていて、今はまだ枯れてないもののゆくゆくは伐らなければならない状態だったので…

 伐るのは一人で問題ないとしても、電柱側には倒せないわけで、手動のハンドウインチを持ってきたりクサビを叩き込んだり倒す空間を確保するために問題のないヒノキも何本も倒さなければならなかったり。
 そういう楽しみ(と表現する辺りが死ななけれな治らない林業バカ)もこの家を買った理由の一つだったりするので、誰かに助けてもらおうとか一緒に楽しもうという頭がそもそもありません。全て自分一人がケツまくってどうにかする所存。

 というわけで、年始には家の裏側の電柱はヒノキに覆われて見えませんでしたが…
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 一日頑張って数十本のヒノキをヒーコラ言いながら倒しまくって、こうなりました。
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 今回はウインチをお借りしての作業という都合上、倒すまでがメインの作業になりましたがこのままだと今後のササ刈りなどに邪魔になるのでちょいちょいと枝葉を片付ける予定です…本来なら倒したヒノキもトラックに積んでどこかの製材所なりに持っていければ幾らかの小遣い稼ぎが出来るのです。

 が。
 ミニユンボも入れない、積み込みに入れる車もせいぜい2トントラックくらいまでが限度という狭さの場所なので、それらのレンタル代燃料代考えると黒字化はまず無理だと思います…まあ酔狂な人が人力で使えそうなヒノキ丸太を引っ張り出して庭で製材して軽トラに載せて帰るって話はアリですが。そこまでの酔狂な知り合いはおりません💦

 もし気になる見てみたいという方がおられましたら(居るとは思いませんが)ご連絡下されば💦


# by mah_dl650 | 2021-05-05 21:19 | 日記