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下流社会って、なんじゃそりゃ

インターンシップの参加者と話をしている時に出てきた、私にとって聞きなれない言葉だったので印象に残っています。

要約するまでも無く、卑下した言い回しで「上流社会」の対義語でしょう。話によるとろくに稼げない仕事しかなく、働いても楽にならない、挙句の果てには絶望して職を投げ出しホームレス化し死んでしまう若者が増えている…って現象が巷で起きているのだそうです。


甘っちょろいよね。生きることを軽々しく考えているから「下流」なんだろって。
自分が生きていくためにならどんな事をしても稼げるだろうに、それをしない。出来る事から目を背けて死を選ぶなら、貴方の自由勝手にしてくださいとしか言いようが無いですよ…


私が「上流」とか「下流」とか言われて考えるのは、そのもの「河川」と流域に形成される社会なんですよ。日本に限りませんが、大都市と言われる都市は例外なく「下流」にあります。で、仮にテロやクーデターとか不測の事態が起きて、上流の水源が汚染されたりせき止められたりして御覧なさい…下流域全て生存不能になって慌てふためくから。

世間一般で言われる上流階級の人間は、大部分下流域に住んでいるのよ。でも大事なのは本当の意味での「上流」が何処にあるのかってこと。上流って事は源泉に近いもしくは源泉そのものって事で、即ち「上流」=「源泉(財産とか思想とか情熱とか)を持っている」って事だと私は思います。
「上流」な人達はその良し悪しに関わらず「源泉」があるんですよ。それが受け継いだものなのか、努力して手に入れたものなのかは知りませんがとにかく手に入れた。自ら流れを生み出せる存在であることが真の「上流」足り得ると言うのが私の持論です。


流れに任せるしかない生き方しか出来ないのなら、「下流」に甘んじるしかないでしょう。理想を持って行動する事でしか「上流」な生き方なんて出来ないって。そうじゃないですか?
by mah_dl650 | 2006-08-25 00:08 | 日記


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