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地方自治体の公務員が住むべきところ

森林ジャーナリスト:田中淳夫氏のブログをちょくちょく拝見させていただいております。最近発売された著書『田舎で暮らす!』も購入して今読んでいる最中です。

そのブログの記事の中に、生駒市長が隣の奈良市に引っ越したという記事が載っていました。これは…ウチの町でも隣の大田市に住んでいる職員さんが結構多いという事を聞くとおかしいと思うくらいなのに、まさか自治体の首長さんまでがこんな事しちゃうんだ(ーー;)

地方公務員法という地方公務員を規定した法律には、「地方公務員はかく有るべし」という条文は無いので、特に何処に住んで何をしようと法に触れない範囲では何の問題も無いんですよね…じゃあ何で批難したくなるのかを考えましょう。


端的に言うと、町役場の職員やら首長が果たすべき義務には『自治体住民の生活向上のために働く』というのが有ると思うんですよ…と言うか、もしそれが無ければ何のための地方公務員なんだって事になりますよね。だって、あなた方の給料は私達の税金であって、どういう理由があって住民の為にならない人達を食わせる必要があるのか?そんなお人好しがこの世の中に一体何人居るのか?って事です。

従って、彼らには彼らの勤める地方自治体を維持発展させるため常に努力して欲しい。その為に最低限必要なのは、住民としての視点から地方自治を眺めて悪いところは改善していくという姿勢です。保育所が足りないなら増やす、買い物が不便なら商店を誘致するための方法を探る、住民が減って過疎化が深刻なのであればもっと魅力的な自治体になるよう意見を求めて施策を実行する、などなど…


なのに、不便だからと地元を捨てて便利な所に引っ越すって…ちゃんちゃらおかしいと思います。そんな姿勢の人達が果たして地域住民たちの為に如何ほどの事が出来ると言うのですかね???
地方公務員法にもそういった理念を盛り込んで、地方公務員のモラル向上を図るべきだと思いますよ。。。というか、そんな事言われなくても判らんものですかね~◯o.(>0<、)y-
by mah_dl650 | 2006-04-25 23:58 | 日記


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