作業班単位で1日におおよそ100本?200本?いやそれ以上かも?の木を切り倒しています。日光に当たらず生育が遅かったり、育ったは良いが捻じ曲がる・病気にかかる・風雪により倒れる・傷が付くといった木を優先的に間引くわけですが、場所によっては皆将来が期待出来る木々を間引くという事もあります。そうしないと生育が進むにつれてより日光に当たらなくなる範囲が広くなり、却って全体の生育を阻害し材としての価値を損ねることになるからです。まあ…近年はケチって適度な時期に間伐しないという事例が増え、いざ間伐に入ったは良いもののどれもこれも生育が悪く価値の低い材ばかりになってしまっているというのが現状のようです。 とはいえ、中には径30センチ・長さ15メートルは採れるような木も間引いているわけで、使う気になれば幾らでも使えるにも拘らず需要の無さや搬出コストの問題で切り捨てざるを得ないのは切る立場からしても本当に勿体無いと思います。大体、1日作業すれば作業員毎に混合ガソリン3リットル&チェーンオイル1.5リットルを消費します。それだけの労力・エネルギーを消費しているにも拘らず、対価が間伐請負の作業費(半分以上は国の補助金)というのは… 間伐材を有効に活用して利益を得なければならないと思います。全国規模なら恐ろしい量の間伐材が毎日大量生産されているのに、そのくせ海外に大部分の材木の需要を依存しているなんて…笑いたくても笑えない問題だと思いますよ、本当に。 で。収入が少しでも増えてくれれば過酷な労働に対する対価として満足出来るんだけどなぁ…デスクワークで今の収入の倍以上を稼いでいたなんて今になって思えば詐欺以外の何でもない気がします…って僻んでいる今日この頃です。おそまつ(ーー;)
by mah_dl650
| 2005-09-19 22:54
| 林業/造園
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