持っているのに有効活用しようとしない、もどかしさ。

常々私が公言してますのは、
「ゆくゆくは裏山のある一軒家に住んで、裏山を手入れして遊ぶ暮らしがしたい」
という、まあ資金力がつくか…もしくはそういうお家に婿入りやらマスオさんするか…という、現実的な夢なんですが。
婿入りは熟考しますけどマスオさんだったら明日からでも喜んで行くんだけどなぁ(^_^;)

自費で民家を購入するとしたら、土地を探して新築するか…地元の方に売却していただかないといけません。
手っ取り早いのは、まだ住めるであろう中古物件を譲っていただくことだと思ってます。


とはいえ、過疎地の中古物件…あまり聞きませんね。資金が無いので本気で探してないというのもありますが、もし本気で探すとしたら、まず自分の足で歩いて気に入った物件を見つけ、周りの住人や役場の方なりに問い合わせをして持ち主さんと交渉する必要があります。
私はIターン者、その土地に縁もゆかりもありません。だから、本当に何もないところから全て始める訳です。判っていることだとはいえ、なかなか厳しい見通しだというのは、ね。


逆に言えば(私みたいな奇遇な人間が多いとは思いませんが)、田舎を引き払ったものの家はそのままという方は、売却なり賃貸するなり出来る財産を持っている訳で。売る(貸す)側と買う(借りる)側とのマッチング次第では、大した物件じゃないと思うような物件でも、望外の結果を得られる可能性もあります。いやマジで。

だからですね…
c0016259_22291248.jpg

こういう、住人が居なくなり傷んだ家が潰れていく様を見ると、本当に勿体無いなぁと思う訳ですよ。
c0016259_22304632.jpg

家の中に家財道具が残っている状態なのに、家が潰れるまで放置という状態になる訳も、ある程度判ります。

それは、ざっくりと書くと、
・独居になった家主さんが心身が衰え転居せざるを得なくなったり、ご他界されてしまったりして管理者が居なくなった。
・持ち主は健在だが、他人に自分が住んでいた場所を預ける心情にならない。それくらいなら潰れた方が良いと考えている。
・家財道具を処分すれば手放せるのだが、それが出来ないorしない。物置にしている。

多分こんな感じです。ちなみに今私がお借りして住んでいる物件は、家財道具はかなり残ったまま。築40年は軽く過ぎてますが、きちんと住人が手入れしてる(…してるのか?)ので傷みもあまりなく、まだまだ軽く10年は住み続けられるでしょう。
昔からこちらにずっと住んでいる方でも、もっと古くて丈夫じゃない家に住み続けてる方も知り合いに何人もいます…それに比べたら私は何も不満が無い(^_^;)

田舎暮らしを志向してるヒトって、案外と、都会のような最新の生活インフラは求めてない場合が多いです。
私はトイレが水洗じゃなくても構わないし、風呂はガスじゃなくて昔ながらの薪風呂の方が手間掛ければほとんどタダだからその方が良かった。水道だって集落で管理してる水源からのもので格安。携帯も地デジも難なく電波が入る場所ですが、無ければそれなりに生活していけます。無くて困るであろうはインターネット環境だけですな。。。

ニーズさえあれば、どんなに崩れそうな何もないように見える物件でも、価値があるのです。

でも、住居は、屋根が落ち壁が崩れ床が腐れば、もう、住めません。
住めなくなったら、もう一度住居として復活させるためには、新たに建て直さないと。
管理さえしていればまだまだ住み続けられたはずの宝も、もうこうなれば後の祭りです。
写真の2物件はダム湖のすぐ近くで景観も良く、車が有れば生活に困るような場所ではなかったにも関わらず…きっと何年もほちっとったんでしょうね。瓦は再利用可能かもしれないけど、もう建て直さないとダメですね。勿体無や…。。。もっとまともな状態の時に話が聞こえてきてたら考えたのになぁ。。。



あ、それと、ちょっと個人的に面白くないと感じてることもあるんですよ。
それはですね…気にして貰わない方が嬉しいんだけど敢えて書きますが…

ここ数年で、政府や行政の補助事業で数年間移住して来られる方がだいぶ増えてるんですよね。
「契約期間が終わったら定住する事を目指す」って名目ですが、名目は絶対ではありませんし諸事情あってそれが叶わない事も当然あります。
ま、経緯はどうであれ、その方々は多少の差異有れど私と同じ。この町に魅力を感じ、何も無いところから移住して来られた方々。

ちょっと違うのは、私は民間企業に就職活動して、たまたま運よく町役場が斡旋していた物件をお借りすることが出来たんですが…
上記の(補助事業うんたらで来た)方々の場合、あらかじめ行政側が住宅を用意・準備してるんですよね。
良いところに住まわせてあげるから、来んさいや~!って具合。

なので、程度の良い空き物件は…実のところ数えるほどしか無いのだけど…それが更に少なくなるという状況になる訳です。そして、当然気に入れば長期契約や購入もある訳でしてね…

今後しばらくは?補助事業が続く限りは?田舎志向のヒトが今より減らない限りは?

私が終の棲家を手に入れるためのハードルは、微妙かもしれませんが、高くなるって寸法だったりします。
早く見つかると良いなぁ、というか見つけないとイカンのだよなぁ…ここにずっと住もう!!って言える場所(^_^;)
[PR]
by mah_dl650 | 2013-02-24 23:08 | Iターン | Comments(0)


<< 山は好き、花粉はダメ… 山の独り言。 今はただ潜伏期間中…ブクブク… >>