人気ブログランキング | 話題のタグを見る

よもや、親父を見て泣くとは・・・

地元のネットカフェでネットに繋がっています。
どうしても今のうちに書き込みしておきたかったので。
今のこの気持ちを、何処かに残しておきたかったので。


常日頃から、私はこう周囲に広言してました。

 「親父が嫌いだ」
 「親父が嫌いだからタバコは絶対吸わない」
 「親父が嫌いだから独立するんだ」
 「実家のことは親父に任せて、私は自分のやりたいことをやるんだ」

その親父が倒れました。脳出血、左半身麻痺。リハビリに約半年は必要で、それでも障害は残るだろうと。今の仕事は続けられないという話です。
事実上、年齢の上では既にそうでしたが、定年退職を強要されたって事です。


実家は、親父の経済力に依存していました。私よりまだ稼いでました。
その親父が戦力外通告を神様から受けました。


それが何を意味するのか、今日集まって家族会議をするまでも無く判っていた事でしたが・・・
会議の結果、どうしても見つめなければならない現実を認めるしかありません。


もう、島根で好き勝手な事をするだけの余裕は実家に無い。
タイムリミットが来てしまった。
島根で生活の目処をつけて、いつかは親父を連れてきて自慢するんだという野望は、もう叶いません。


実家の両親を助けるために、島根を離れて実家を支えないといけないのです。





今もちょっと目元がおぼつかないんですよ(/_;)
でも、病室に親父を見舞って、薄目を開けながらモガモガ唸るように必死に喋ろうとする親父を見て・・・

『こんな姿になるまで、無理する事無かったのに。。。』

そう思った瞬間、涙が・・・
嫌いな筈の親父を見て、溢れるモノが止められませんでした。
(こういう時って、ネットカフェは便利。家族に見られる事無く泣けるから)

ガキの頃はただただ嫌いでした。
仕事をするようになって、ようやく親父の苦労が少しづつ判るようになりました。
歳を重ねるにつれ、親父が何十年も家を支えてきた事実の重みを、感じるようになれました。

それでも、まだまだ親父は大丈夫だと思っていた。信じ込んでいた。信じたかった。
そして、何時かは来るであろう現実を、いつまでも来ない物であるかのように思いたかった。



現実を見つめます。
もう、やらなければならない事はハッキリしているんで。
島根に戻り、全てを引き払って、実家で両親を支えないといけません。
判っていた事だし、今更どうする事も出来ません。今の私には。

だから、笑って「やっちゃったよ、このバカ!!」と言って下さいな(T_^;)
後悔なんて全然してません。やれる事を、やれるだけやるしかないんですから。



ただね。。。
田舎暮らしは諦めてませんよ。両親の事がいつの日かカタが付くのであれば。
島根には戻りたいんです。島根が無理でも、いつまでも越谷には居たいと思えないので。
その日がいつ来るか判らない。来ないかも知れない。
でも、一度知った田舎暮らしの魅力は、絶対に取り戻してみせますから!!

by mah_dl650 | 2007-08-18 20:55 | 日記


<< 泣いてばかり 緊急事態 >>