今日も今日とて夕立も降らず暑い暑い1日でした(^_^;)
それはそうと、今日は「鏝絵散策ツアー」に行ってまいりました。 鏝絵(こてえ)は、左官職人が仕事の傍らに漆喰などで画いた壁画…とでも申しましょうか。 詳しくは下記サイトを参照下さい↓ wikiこて絵 鏝なみ・はいけん ツアー参加者はいつもの銀山街道ウォークより大目で20人ちょっと。もっと多かったかな? 町内の鏝絵(と擬似的な作品も含めて)が飾られているお宅に車で移動し、拝見させていただくという感じで。 大体は、昔ながらの土蔵の壁面上部、矢倉のちょっと下辺りに… よーく見ると大黒様の絵が漆喰で描かれてたりする…という作品たちです。 立派な日本家屋の名家・旧家の土蔵に多く鏝絵が存在してる…のかな? そりゃまぁ土蔵ってのは裕福な家じゃないとなかなか建てなかっただろうし。良い腕を持った職人だってアピールするのは、影響力の大きいところの仕事で評判を上げるのが近道ってのは考えれば容易に判ります。 お寺の壁に、唐獅子。 また、ある名家には、鐘馗という石見神楽でお馴染みのキャラクター。 また、別の名家には、昇り龍。 一番見るのに苦労してかつ驚いたのは…今は廃れた旧街道の近くに建つ土蔵の鏝絵でして。 これが今の町道から谷沿いの山道を歩く事10分弱… 鯉の滝登り。 うわ~もっと間近で見てみたい… 虎。 しかしまあ驚くのは、この場所にそう遠くない昔(どこかの資料で見たんだけど…忘れちゃった…)までここで人が暮らしていたんだって事。道中はイベント前に数人掛かりで草刈りして道を空けないと通れない程の状態だったらしいし、田圃の跡も旧街道への通り道であった方角も草だらけササだらけ…建物もとっくの昔に朽ち果てていてもおかしくない場所なのに、電線が現存してるし建物も鏝絵もまだ大丈夫。 …とはいえこんな場所では余程の自活能力が無いと生きていけないよなぁ。まず車の停め場から10分以上歩くんだし、周りにも当然店どころか民家も何も見当る訳も無し。 仮に建物が朽ち果てて鏝絵だけでも保存しよう…って話になったとして、運び出すのもかなりの労力を使うはず…このまま腐らせるのは実に勿体無いのだけど現実を考えると大変だよ… ともあれ、有意義な1日になりましたわ。こういう民俗学的・歴史学的なイベントは無条件で参加したいくらい大好きなので、是非ともまた参加しようっと…ただしもっと涼しい時期を希望しますがね(^_^;)
by mah_dl650
| 2012-08-19 22:03
| 島根のお気に入り
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