「災害に強い森林づくり」講演会


 2017年も宜しくお願い致します<(_ _)>
 特に意気込みも大それた目標もありません。ここ数年は宙ぶらりんフーテン寅さん状態が板についてまして…変に大それた理想主義者気取りしても、どこかでお付き合いのあった方々が見れば恐らく『またホラ吹いてるな』位にしか思わないであろうと…実際今のところその通りですから、ありのままの自分を偽らないのは大事かなと思う次第です(^^;


 さて、今日は、久々の大雪警報が流れる中、大田市のゆきみーるでの講演会に行ってきました。
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 以前から将来自分の山林を持ってみたい、自伐林家をやってみたいというささやかな野望を持ってまして。伐採や樹木手入れの技術はこれまでの経験で自力でやれるのですが、それでは「理想の山林」とはどんな山林なのか?と考えると…考えるにあたってその一助になるのでは、という事で。

 大田市出身の国土防災技術(株)田中賢治氏の講演がとても面白くて…
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 土砂崩れを防ぐには森林の手入れが欠かせないこと、径30センチ以上の針葉樹(スギ)が3mピッチで生えていると土石流を堰き止める役割を担えること、崩れる原因は山の山頂方向の脆弱な林分にあること、竹林は土留めの役を果たさず却って崩落するポイントになること…キッチリ聞いていればもっとまとまった事が書けるのですが、こういう話をドローンの空撮動画なども織り交ぜつつ講演されてました。

 自分の仕事でも時折、民家の裏山にある大きくなりすぎた木々が邪魔になったという事で伐採作業に行くことがあるんですが、こういう実情や検証結果を知ると、何でもかんでも全伐すれば問題解決って訳でもなく、土砂崩れ対策には山頂方向の山林の手入れが不十分だとダメだという事になるし、家屋に倒れ掛かる危険が無い大径木なら土留めに残すという選択はあり得るってことになるのかな…という考察も必要になるな、とか色々と(^^;

 何にせよ、裏山とか里山ってのはそもそも人間の都合で択伐やら植樹されて管理されてたもの。必要がなくなったからと言って手放せば、管理を怠った人間側に不都合を起こすことは当然あり得るってのを、判らなくなった人が多くなってるのが今の山村の、山林の持ち主の現状なのですよね。地球温暖化による極地豪雨がより土砂災害の発生率を高めてるという今のご時世、特に山林が生活の傍にある地域の住人には無関心ではいられない事なんじゃないかと思いますね。

 今日はホント勉強になりましたわ(^^)

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# by mah_dl650 | 2017-01-14 22:58 | 林業/造園 | Trackback | Comments(0)  

2016年の反省

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つい1週間前の現場の様子。もう少し集材は進んでます。


今年の反省をしようと、ブログに書く前に書き留めてみたのですが…

全然浮かんでこないのですわ( ゚Д゚)

何でかな~と思い返す…山仕事でギャーギャーやってた事が大きくて、他の事の印象が薄かったのかと。


働く日数多すぎ。トラブってミスってドジってその度に怒られる事数知れず。それで人間関係に悩むこと悩むこと…


山で仕事するのも、どんなに汚れようが体力的にキツかろうが、それは我慢するしむしろ歓迎。
4月に右ひざを痛めたのですが、今でも曲げ伸ばしすると違和感がある状態で
どうやら古傷になってしまったようなんですが、それも山で働く以上納得のうえだから問題無し。

ただ、頑張っても、上手くやっても、それが当然という世界。
ところが、不出来な時にはひたすら叱責され叱責され…それがどんな理由だろうが。
理屈も理由もそれが正しいことなら良いのですが、ひたすら理不尽に説明もさせてくれない時もありひたすら怒りと不快感に耐えてストレスを溜めた事も数知れず…何だこの不愉快な状況は…

って印象が深く深く刻まれた一年だったなぁ…あくまで自分の印象の話で、周囲の見方は違うんでしょうけど。


仕事の環境が自分にとって厳しくなって、とにかく日曜日が待ち遠しくなるにつれて、本来大切にすべき自分の将来像やら目的なんてどうでもよくなってきて…一体何を考えれば良いのか、考えなくても日々は勝手に過ぎ去るわけで…そうして今日までの一年が過ぎていったという感じ…かなぁ…


大晦日だろうが日頃の日曜日のグウタラぶりがそのままです。
昨年から何も変わってないどころか、今年で自分の人間としての能力がかなり落ちた気がしてます。
本厄がようやく終わるんだけど、大過なく終わってくれて本当に良かった(^^;


自分のワガママが通らないのは、自分の技量や実力が足りないからってのは、きちんと認識してます。
ただ、他人の理不尽を聞き続けなければならない現状は、嫌です。


自分も変えなければならないし、変わらないものは切るか逃げるか叩くか戦うか…
厄年終えたら、再びチャレンジ精神を取り戻さないといけないわ、ホント…大変だけどやらなきゃ腐るだけだしそのうち何もしないまま死んじゃう。それはもっと嫌だ(+_+)

そうやってグダグダに、2016年は終わり!!2017年はよ来い!!!
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# by mah_dl650 | 2016-12-31 22:29 | 日記 | Trackback | Comments(4)  

大田・喜多八幡宮の例大祭

今日は仕事を休んで、大田市中心街にある喜多八幡宮の例大祭に、旗持ちらしき役で参加してきました。島根に来てから度々お付き合いのある、NPO緑と水の連絡会議の和田さんからのお誘いです。
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天気は快晴。絶好のお祭り日和…ちょっと陽射しが暑いくらい。
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それにしても、参加すると謝礼が出るとか…わざわざ大田の祭りに隣町の私に声がかかるのはどうしてかな?と思っていたのですが…この例大祭は10月15日と決まっていて今年は土曜日、近くの三瓶山や温泉津でも祭りが行われており人手が足りなかったのと…
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この背中に背負う旗が、何だかんだでやたら重たく(15キロは確実)若いとか力仕事に慣れたヒトしか出来ない役だったからのようで。私は仕事柄でチェンソーやら燃料、架設用の鋼線の束とか、担ぐ作業は苦にならないいわば適役だった訳(^^;
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街中を正味2時間ほど、子供達のお神輿と一緒に練り歩きました。両肩はちと締め付けられてたので痛みは残りますが、それなりに役得な経験をさせて頂きました。正直面白くて休んだ甲斐は十二分に有りました(^^)

地元ケーブルテレビの取材も来てたので、探してみれば自分の映像が何処かで観られるかも知れないな…(--;)

…ちなみにこの例大祭、来年は日曜日とのこと。もしかして来年もお呼びがかかるかも…キツいけど身体が大丈夫ならまたやりたいですね。

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# by mah_dl650 | 2016-10-15 21:02 | Trackback | Comments(2)  

成長には、やり続ける事がまず必要と実感してます

 盆休み、埼玉の実家に数日戻って墓参り…そして島根にとんぼ返りして、去年に引き続き助っ人として誘われた草野球大会に参加しました。
 三瓶山麓の学校のグラウンド、5チームによる変則トーナメント方式…高校卒業してから20年以上経つというのに1日3試合はちと無謀…よくもまあ身体がもったなぁと思う次第です。ケガしなくて良かった(^^;
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 振り返って思うんです。
 野球をし出すと、「今のスイングは腰が入ってなかったな」「もう一歩前に出ればショートバウンドの送球捕れたはずなんだけど」などと自分にも周囲のプレーヤーにも心の中でも外でもダメ出しし出すんですよね。

 けれど、年に数回しか野球をしないのに、自分の思うように身体が動くことなんてまず無くて。
 それどころか、高校時代に朝夕練習をみっちりしていた時にすら出来なかった事なんか今更無理も大概にしろって感じ…当たり前なんですが。

 何事も、今もやり続けている事が実になって自分の能力になっているのであって、途中で投げ出してしまったり止めてしまった事はそれ以上の成長とか上達ってしないものというのを忘れてしまってるんだな、と。
 山仕事は何だかんだ続けてるから、遅々としながら日々身についているものがあると思うんだけど。
 勉学は…本も雑誌も読む量が…年に数冊あるかなって程度になってる…
 家の中が散らかって片付かないのは、片付ける手間を全くかけないのを何とも思わないからだし。

 年齢によって成長をだんだんと出来なくなってくるのはあるかも知れません。ただ、使わなくなって錆びれて無くしてしまった能力…昔勤めてた会社の業務なんて今また出来るかというと10%も出来ないだろうし。不必要になったから使わないのなら良いのですが、後になってまたやり直そうとしても二度と出来ないようになってしまったら何か悲しいものがあります。

 そういう意味では、山の仕事だけはやり続けて、もっと実にしたいな。今更他の仕事に乗り換えるなんて考えたくもない…

 
 それはそうと、昔取った杵柄というには身の程知らずではありますが、土地柄も運気も変わればこんな事もあるんだという…写真に示す今日の成果がこれ↓
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 中学高校と万年補欠だったのを笑い話にするこの私が、ですよ?
 3試合、数日前のバッティングセンターでの稽古の成果かもしれませんが、結構ヒットを打ちまして。
 人生で、まさか野球での、賞状を貰うなんて事があるなんて…いや~、小さな事なんですがやっぱり嬉しい(^^♪

 やっぱり、好きなことは、やり続けてなんぼなんだろうかと思ったという話でした。




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# by mah_dl650 | 2016-08-15 21:41 | 日記 | Trackback | Comments(0)  

お別れに行ってきた

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元班長さんの通夜に参列し、自宅で缶チューハイを空けてご冥福をお祈りしてるところです。
何年か前から入退院を繰り返していたからなのか、奥様はそれなりに覚悟が出来ていたのかもしれず…思ったより元気そう…ホント何よりでした。また、参列者の中には森林組合時代のお知り合いがちらほら。どなたも元気そうでこれも何より…


そういえば。
ふと、何かのアニメだったかの台詞が、頭の中に浮かんで片隅にこびりついています。こんな感じの。

「僕は、誰か思い出話をしたいんじゃない。誰か思い出話がしたいんだ」

不特定多数の仲間と、同じ時間、同じ場面を長い間共有して人生が豊かになっていく。
そうした仲間でも…年月を経て、一人、また一人、居なくなっていくのが世の常ですが。

それを寂しく見送るのではなく。
見送る仲間を、恩師を、既知を、生き残った仲間と面白おかしく思い出し語らい合う。
そういう人生が素敵じゃないか?ってニュアンスだと受け止めています。


…そういや、ここ数年、あまり、そういう感慨に更けられる状況無いなぁって思い。
それは自分が外界に向けて塞ぎ込んでるって事じゃないかなって気もしつつ。
また周りの環境もそういう楽しい状況からは違う環境になりつつあるんじゃないかという認識を持ってる気も。。。

独りの時間ってホント、多すぎちゃいけないなと改めて思う次第ですわ。
これからの人生、もう少し大切に楽しく過ごさなきゃね…<(_ _)>

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# by mah_dl650 | 2016-07-13 21:39 | 林業/造園 | Trackback | Comments(0)  

12年も経てば…

この拙いブログは、12年ほど前に田舎暮らしを志した私がその思いを書きつづるために作りました。

12年。
今更ながら、ちょっとした年月ですよね…山仕事を始めた頃を見直して…案外昔と変わってないかもしれないと自分の姿を見直したりして(^^;


干支が一回りするくらいの年月が経てば…それなりに変わらざるを得ないこともありまして…


私が美郷町で初めて山仕事を始めた時に、お世話になった造林班の班長さんの、訃報を、受け取りました。
造林作業…刈払いから地拵え、間伐、植え付けといった作業のイロハを教えて下さった初めての師匠です。
公私にわたりご夫婦揃ってお世話になっていまして…島根で山仕事を続けてる動機になる存在でした。

ちなみに元班長さんは、山仕事からは何年も前に引退されてまして。
なので労働災害ではありません。天寿を全うされました。

今頃は、天国で、大好きな煙草を誰にも(特に奥さんに)気兼ねする事無く吸っておられるのではないでしょうか…
謹んでご冥福をお祈りする次第です…


現役当時の懐かしい山仕事の姿が無いかブログ内を探してみたら、地拵え作業の姿が残っていました。
http://mahmah.exblog.jp/3813068/
正直もっと長生きして貰いたかったなぁ…でも近年だいぶ辛そうだったし、その辛さから解放されて良かったという事なのかとも思うし…

明晩、最後のお別れをしてきたいと思います(;_:)

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# by mah_dl650 | 2016-07-12 20:17 | 林業/造園 | Trackback | Comments(0)  

島根に戻って5年経った。

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何だかんだで、島根で林業に再チャレンジするんだと美郷町に戻ってから、5年経ちました

5年、思い返せば、早い。
正直あまり、5年前と変わってない。住む場所も、独り身も、性格も。
山仕事については、技術は確実に上がったな。まだまだ足りない事は沢山あるけど、何も出来ないって事は無い。

体力は落ちた。身のこなしは上がった。
山に登るのに息が上がるのが早くなったけど、多少滑って転んでも平気な事が多くなった。

不満は結構増えた。
結婚相手どころか女性の知り合い居ねぇ( ゚Д゚)
今の住まいも、作業場も山林も無いから、住み続けるのも考えもんだし…
自分の引っ込み思案な性格は、人間関係の希薄さに拍車をかけてるし。
町外の現場で休みも大して取らずに仕事してるので、町内の知り合いが増えない。

自分の抱えてる夢と現実のギャップは、増えてる。歳もどんどん老けるのに。


こんな事をたま~に考えるんだけど、結局仕事と疲れとでうやむやになって、日々が経ってる。
もう少しアクティブに…行かないと…キッツいなぁ…分かってるんだけど…(-_-)zzz

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# by mah_dl650 | 2016-05-23 22:37 | 日記 | Trackback | Comments(2)  

5年前の大震災から、今を想う

5年前のあの災害以来、3月11日は特別な日になりました。
あの痛ましい出来事をまだ世の中も覚えていて、自分もそれに倣って思い起こしてます。

5年前の3月の自分は…
http://mahmah.exblog.jp/m2011-03-01/
あの日は、荒川の河川敷で仕事してました。土手で大きな揺れの中、対岸の工場の煙突や首都高の橋脚がぐらんぐらんと激しく波打つように揺れていたのを覚えています。

実のところ、それ以降私は一度として東北を訪れてません。
痛む気持ちはあるけど、正直、今でも災害現場を見たいとは思えなくて。
ただ、どうでも良いという訳でも無いので、挫けないで欲しいです。


こんな調子の自分になってしまったのは明らかに人間としての劣化を感じる次第でして…
5年前の自分を思い出して、改めてそれを感じます。
そして、それを「それがどうした」と軽く受け流せるような軽薄さ。
改めて、こんなんじゃ本当はいけないんだけどなぁ…でもカッタルイなぁと。


このままじゃ、いかんのだがなぁ…(..)

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# by mah_dl650 | 2016-03-11 22:28 | 日記 | Trackback | Comments(0)